BIGLOBEクラウドストレージ導入事例株式会社翔泳社

キーワード セキュリティ強化, 業務効率化
導入サービス・製品 クラウドストレージ
業種 教育・出版

翔泳社では、従来、各クライアントや書籍執筆者との書籍原稿データのやりとりを自社内に構築した FTPサーバーを利用しておこなっていたが、「BIGLOBEクラウドストレージ」の導入によって、自社で構築するよりも安価で、運用・管理の手間がほぼ必要ない、大容量のファイル共有環境を実現している。

FTPサーバ利用の3つの問題点

FTPサーバ利用の3つの問題点

翔泳社は、質の高いコンテンツの提供をコアコンピタンスとし、最新のテクノロジーを中軸に、エデュケーション、パーソナルコンピューティング&デザイン、そしてビジネス&カルチャーという4つのテーマのもとで事業を展開。書籍、雑誌といったペーパーメディアはもちろん、電子書籍やeラーニング、Webマガジン、ソフトウェア、イベント、セミナー、通信教育等、さまざまなメディアへ、最適にカスタマイズされたコンテンツを提供している。

翔泳社が扱う書籍は写真素材を含むものも多く、その原稿データは大容量になる場合が多い。また、書籍に付属するCD-ROMの情報なども大容量データの一つだ。従来、このような大容量データを執筆者とやりとりする際は自社内に構築したFTPサーバを利用しておこなっていたが、FTPサーバの利用には三つの問題点が出てきていた。

「パスワードハッキングや改ざんなどのニュースもよく聞くようになり、FTPサーバの脆弱性が一つ目の問題点でした。」

と情報システム部 久次氏は話す。特に発売前の書籍データは機密情報のため、安全にデータのやり取りを行う必要があったが、FTPサーバでのやりとりに不安を覚え始めたという。

二つ目の問題点はデータを格納するハードディスクの容量に上限がある点だ。利用者がファイルを削除しない場合も多く、自社サーバのディスク容量では限界があった。定期的にファイルを削除するよう、利用者に呼びかけをおこなってはいたが、その呼びかけも運用の手間となっていた。

三つ目の問題点は、アカウント管理だ。データのやりとりをおこなう必要がある執筆者とはその書籍発売までの一時的なやりとりになる場合も多い。FTPサーバを利用していた際はそのたびにアカウントを払い出していたため、アカウント管理が煩雑になっていた。

これらの問題点に加え、FTPサーバ自体の老朽化によるリニューアルが迫っていたこともあり、翔泳社では物理サーバの利用からクラウド型サービスの利用を決定。ファイルアップロード/ダウンロードがすべてSSLで暗号化され、ストレージ上のデータも自動的に暗号化されて保管されるためデータ傍受のリスクも軽減できる、BIGLOBEクラウドストレージを導入した。

大容量の書籍出版データのスムーズな情報共有を実現

大容量の書籍出版データのスムーズな情報共有を実現

翔泳社でのBIGLOBEクラウドストレージの利用方法は主に2つのパターンがある。

もっとも利用頻度が高い利用方法は、クラウドストレージのアカウントを払いださず、一時的にファイルをやりとりする方法だ。書籍原稿データを執筆者とやりとりする際に「Web公開機能」「受取フォルダ機能」を利用している。「Web公開機能」では、原稿データをBIGLOBEクラウドストレージにアップロードした後、ファイルにアクセスするためのワンタイムURLを払い出し、そのURLから執筆者にファイルをダウンロードしてもらう。

また、執筆者が修正したデータを翔泳社が受け取る場合は、「受取フォルダ機能」を利用。BIGLOBEクラウドストレージにファイルをアップロードするためのワンタイムURLを払い出し、執筆者にそのURLにアクセスしてファイルをアップロードしてもらう。これらの利用方法であれば執筆者にアカウントを払いだすことなく大容量データを渡せるため、非常に活用頻度が高いという。

この機能について、久次氏は以下のように話す。

「執筆者もブラウザにアクセスするだけでファイルのやりとりが可能となり、利便性が向上しました。特に、大容量ファイルを渡すだけでなく、執筆者からも簡単に受け取ることができる『受取フォルダ機能』は非常に便利です。」

一方、定常的に関わる取引先や執筆者には、毎回ワンタイムURLを払いだすのは逆に手間になる場合もある。その場合はBIGLOBEクラウドストレージにアクセスするためのアカウントを取引先/執筆者に払い出し、関係者がアクセスできる「グループフォルダ」を作成。そのフォルダ内で原稿データのアップロードやダウンロードをおこなっている。

「データのやりとりを行う相手、頻度により、アカウントを払いだすパターンと払い出さないパターンの2通りの利用方法ができる点が便利です。数百メガバイトのデータアップロードやダウンロードの速度も速く、スムーズに利用できています。」

と久次氏は話す。

利用イメージ (ワンタイムURLにアクセスし、原稿データをアップロード)

利用イメージ (ワンタイムURLにアクセスし、原稿データをアップロード)

無料コース試用で操作性の良さを実感 運用負荷も95%削減

無料コース試用で操作性の良さを実感 運用負荷も95%削減

オンラインストレージを選定するにあたり、翔泳社では導入前に無料でサービスの試用をおこなった。その際、BIGLOBEクラウドストレージは直感的にわかりやすいインターフェースであることを感じたという。

情報システム部 前田氏は、以下のように話す。

「サービス導入の際、社員向けに操作方法をまとめた簡単なマニュアルを作成はしましたが、それ以来、社員からの問合せもほとんどありません。現在は、社員からアカウント追加の申請があった際にアカウント作成をおこなうくらいで、FTPサーバを利用していたときに比べて運用作業はほぼ無くなりました。」

そのほか、機能面以外に重視したこととして前田氏は

「アップロードやダウンロードのログを取得できるサービスであることが必要でした。何かあったときにログがある、ということは社内で取引先とのやりとりに利用する上では重要です。」

とも話す。
 
また、物理のFTPサーバを利用していた時はディスク容量の限界もあったが、クラウド型サービスならではの柔軟な拡張性も活用している。

翔泳社ではBIGLOBEクラウドストレージの社内での利用が進む中で、当初の予定よりも多くのストレージ容量が必要となり、利用開始から約半年後、BIGLOBEクラウドストレージの容量を2倍に変更した。今後も全社的に業務で活用していく予定である。

利用イメージ

お客さまのプロフィール

社名

株式会社翔泳社

URL

http://www.shoeisha.co.jp/

事業内容

最新テクノロジー、資格対策、デザイン・イラスト、趣味・実用、ビジネス分野での書籍出版 ・Webメディア、電子書籍、イベント、セミナー等多方面へのコンテンツ企画・開発・運営。

所在地

〒160-0006 東京都新宿区舟町5

資本金

5,000万円

従業員数

90名(平成25年3月1日現在)

  • 記載内容は2015年11月現在のものです。

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