BIGLOBEモバイル導入事例株式会社タカラトミー

キーワード
ルータ
導入サービス・製品
モバイル
業種
製造・卸売・小売

最新版ベイブレードのプレイ記録をデジタルで見える化
遊びつづけたくなる子供目線のシステムを店頭端末からクラウドへの通信環境で実現

ベイブレード

ベーゴマを現代風にアレンジしたタカラトミーの人気玩具「ベイブレード」が、新たなギミックと最新技術を取り入れた新シリーズ「ベイブレードバースト」として7年ぶりに復活。今回、アナログとデジタルの融合という新たな試みとして開発されたのが、専用端末「ベイロガー」で計測したプレイデータをクラウドにアップロードすることで、自分の活動内容を記録・閲覧できる「ベイクラウドシステム」だ。全国の店舗に450台設置される端末「BEYPAD」経由でクラウドと通信できるよう、BIGLOBEモバイルを導入した。

導入の背景

—— アナログ玩具とデジタル通信を結びつけるというベイブレードバーストのアイデアはどのように生まれたのですか?

高岡氏:
昔ながらのベーゴマの醍醐味だった、勝ち負けを競って熱中する面白さを現代のデジタル技術でも表現できないか、という発想が始まりです。子供たちが自分のベイブレード活動履歴を見て達成感を味わえたり、ランキング表などでプレイヤーとしての成長を実感できるよう、記録を可視化するベイクラウドシステムを開発しました。

—— ベイロガーとベイクラウド間の通信はスマホ経由でも可能になっていますが、BEYPADを店頭に設置する目的は?

高岡氏:
ラジオ体操の出席カードのスタンプ数を集めることに喜びを見出すような、毎日店舗に通って遊んでもらうための仕組みを作りたかったというのがあります。また、ターゲットとなる小学生のスマホ普及率はまだ低いので、スマホがなくても手軽にサービスを利用できるよう、タブレット端末仕様のBEYPADを設置しました。お店に通ってベイクラウドにアクセスすることでもらえるポイントを貯めたり、ベイロガーをタブレットに接続するとベイクラウドと通信でき、プレイ記録やランキングを確認できるというのが新たなポイントです。さらに記録を見るだけでなく、貯めたポイントでレアアイテム獲得に挑戦できるなどの来店メリットも加えて、店舗で開催するベイブレード大会への参加を働きかけていきます。

株式会社タカラトミー ボーイズ事業部 ボーイズ第2企画部マーケティング課 課長補佐 高岡 悠人 氏

株式会社タカラトミー ボーイズ事業部 ボーイズ第2企画部マーケティング課 課長補佐 高岡 悠人 氏

—— ベイクラウドの開発にあたって大変だったことは?

高岡氏:
システムの企画段階では、子供たちがベイクラウドを通じてどういう情報を知りたがるだろうかという点について徹底的に議論しました。そうして着装した機能をいざ実用化するにあたっても、個人情報をどう扱うかなど課題は尽きませんでしたね。1人1人のアカウントから取得する個人情報のセキュリティを確保し、大人も安心して利用できるレベルまでこだわりました。ただしベイクラウドはあくまで付加要素であり、遊びのメインはベイブレードというアナログ要素。まずはベイブレード自体を好きになってもらい、さらに記録の可視化やポイントが貯まることで長く遊び続けたくなる、子供目線のシステム作りに重点を置きました。

ベイロガー同士をつないでフレンド登録が可能

ベイロガー同士をつないでフレンド登録が可能

—— BEYPADの通信システムにBIGLOBEモバイルを選んだ理由は?

富山氏:
ベイクラウドの概要が完成した2015年の年初に、数社の通信プランを比較検討しました。全国各地にBEYPADを設置するにあたって、安定して通信できるサービスエリアが重要となるので、BIGLOBEモバイルのエリアの広さは安心できる決め手となりました。また、トータルサービスでの契約だけではなく、シンプルなユーザニーズに応じ、SIMカードやルータ単体で申し込めるのも導入しやすい要因でしたね。

株式会社タカラトミー ボーイズ事業部 ボーイズ第2企画部 マーケティング課 係長 富山 彰夫 氏

株式会社タカラトミー ボーイズ事業部 ボーイズ第2企画部 マーケティング課 係長 富山 彰夫 氏

活用と効果

—— BEYPADではBIGLOBEモバイルをどのように活用していますか?

富山氏:
BIGLOBEモバイルの3ギガプランを契約し、SIMカードを挿入したルータでBEYPADがベイクラウドにアクセスする通信をカバーしています。ベイロガーに記録されたテキスト情報をベイクラウドに送るだけなので、各店舗とも3ギガプランの月間通信容量で十分にカバーできます。また、LTE通信網が利用できるので、通信速度も申し分ないですね。

—— BEYPADの操作や通信は子供たちでも簡単にできますか?

富山氏:
BEYPADに付いているイヤホンジャックをベイロガーにつなげば情報がすぐに同期され、あとは子供たちでも簡単に通信操作できるよう設計しました。店舗で遊んだついでに、売り場やレジ周辺に設置されたBEYPADで手軽に通信してポイントを獲得し、さらにそのまま大会に出場できるという、子供が売り場で遊び続けられる環境を整備しています。

—— デジタル面で進化したベイブレードバーストの反響はいかがですか?

富山氏:
発売前のホビーフェアで発表したところ、子供たちはデジタル技術云々よりも対戦バトルの面白さに大興奮でした。一方、一緒に来場した大人たちはベイクラウドシステムに驚き、ニュースやSNSでもデジタル面での進化が大きな話題になりました。昔、ベーゴマで遊んでいた親世代と子供を結びつける、コミュニケーションツールとしてベイブレードバーストが広まることを願っています。

今作のベイブレードバーストで3世代目

今作のベイブレードバーストで3世代目

今後の展開

—— BEYPADやベイクラウドをさらに進化させる構想はありますか?

高岡氏:
ベイクラウドの進化よりは、設置エリア拡大が当面の目標ですね。より多くの子供たちに遊んでもらえるよう、設置台数を現在の全国450台から随時ユーザーの状況に合わせて増やしていきたい。また、これまでは限られたサンプル数のアンケートで子供たちのプレイ状況やニーズを調べていたところを、ベイクラウドを活用すれば「どんな機能がよく使われているか」などの反応が大量かつスムーズに集計・分析できるようになると思います。こうしたデータを積極的に活用しながら、アナログとデジタルの両面でベイブレードバーストを進化させ、子供たちが望んでいる遊び方へと発展させていきたいです。

—— アナログとデジタルを結びつけたベイブレードバーストのように、おもちゃの可能性をさらに広げるような取り組みを今後考えていますか?

高岡氏:
こうしたアナログとデジタルの融合は、今後は業界全体でも増えていくでしょう。ただ、タカラトミーとしてはデジタル性能や操作を複雑化させていくつもりはなく、まずはアナログの遊びを面白くするという考え方が根幹にあります。子供が普通に遊んでいる延長線上で高度なシステムが稼働しているという、デジタル技術によってアナログの遊びを盛り上げる形での進化を目指したいですね。

お客さまのプロフィール

社名

株式会社タカラトミー

URL

http://www.takaratomy.co.jp/

事業内容

2006年に世界一の玩具メーカーを目指してタカラとトミーが合併。玩具・雑貨・カードゲーム・乳幼児関連商品を製造・販売。今もなお愛される定番ベストセラーを多く抱える一方、時代を先取りした斬新な商品でも話題を集めている。

所在地

〒124-8511 東京都葛飾区立石7-9-10

資本金

34億5,953万円

従業員数

連結2,086人 単体490人

ご利用機器

NECプラットフォームズ製 Aterm MR01LN
NECプラットフォームズ製 Aterm MR03LN
NECプラットフォームズ製 Aterm MR04LN
NECプラットフォームズ製 Aterm MR05LN

  • 記載内容は2015年7月17日現在のものです。
  • ベイブレード・ベイブレードバーストは、株式会社タカラトミーの商標または登録商標です。

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BIGLOBEモバイル

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