BIGLOBEモバイル導入事例医療法人HSR 名嘉村クリニック

掲載日:2018年09月05日

病院になるべく戻らず在宅ケアに時間をかけたい。効率化の鍵は移動時のインターネット回線だった

医療法人HSR名嘉村クリニック(理事長:名嘉村 博)の「在宅ケアセンター」では、通院が困難な方のために医師が訪問する「在宅医療」や、主治医の指導のもとに看護師が自宅を訪問する「訪問看護」に約40名の体制で臨んでいます。この「在宅医療」や「訪問看護」に欠かせない訪問先でのカルテ参照や看護記録の入力にBIGLOBEモバイルのデータSIMの回線が貢献しています。

在宅ケアセンターのスタッフは1日4~8件のお宅を訪問し、医療や看護を行う

2000年に開院された医療法人HSR 名嘉村クリニックは、慢性期ケアと呼ばれる、H(Home Care:在宅ケア)、S(Sleep:睡眠外来)、R(Respiration:呼吸ケア)に力を入れてきました。2006年よりスタートした在宅ケアセンターは、本人やそのご家族の意思が尊重されるよう住み慣れた家での医療を目指してきました。訪問する医師や看護師は朝礼を済ませると訪問先のお宅に車で伺い、医療行為や清拭(せきしき)と呼ばれる身体を拭くこと、床ずれの処置などを30分から60分かけて行います。1日に4~8件のお宅を訪問し、朝礼を行った在宅ケアセンターに戻り終了です。このように在宅ケアのスタッフは医療や看護のほとんどを院外で行います。カルテ参照やデータ入力も、スケジュール確認やスタッフ同士のやり取りはパソコンやiPad上で行っています。

患者の自宅で医療を行う医師と看護師 カルテの参照や入力はパソコンまたはiPadで行われる

患者の自宅で医療を行う医師と看護師 カルテの参照や入力はパソコンまたはiPadで行われる

車内はまるで移動オフィス。インターネット回線は欠かせない

医療行為が終わったあと、カルテへの入力や訪問報告書の作成、薬局への処方箋のFAXは車内で行います。車内はまるで移動オフィス。こうして院内に戻ることなく、次の訪問までの空き時間を利用して効率的に作業をします。院内に戻っての入力作業から開放され残業時間も大幅に減り1日にこなせる訪問件数も増えました。また有給消化率の向上にも貢献しました。今では院外でのインターネット回線は欠かせません。

オフィス化している車内のインターネット回線には BIGLOBEモバイルの回線が使われている

オフィス化している車内のインターネット回線には BIGLOBEモバイルの回線が使われている

導入の経緯

以前より一部の場所でWi-Fi環境を利用していたものの、いつでもどこでも利用できるようにモバイル回線を検討しはじめました。希望価格に近い数社に連絡し、その中ですぐにBIGLOBEの営業が連絡をくれたこと、BIGLOBE biz. マイページがあったことが決め手になりました。BIGLOBE biz. マイページは、利用しているSIMカードの利用状況を毎月出す必要があったので必須の機能でした。

今回の訪問でインタビューに協力してくれた在宅ケアセンターのみなさま

今回の訪問でインタビューに協力してくれた在宅ケアセンターのみなさま

医療法人HSR 名嘉村クリニック 在宅ケアセンター統括部長 今川 成幸 様

医療法人HSR 名嘉村クリニック
在宅ケアセンター統括部長
今川 成幸 様

国内の超高齢化現象/傾向はここ沖縄でも同じです。一人でも多くの利用者に私たちのケアをお届けし、自立に向けた支援、必要な治療、住み慣れたご自宅で最期まで暮らす事等をご家族と一緒に取り組んでいくことが私たちの使命です。それを実現するためには、場所、時間の制約を最小限に、連携する関係者と効率良く情報確認・共有、事務処理を行う事が必要課題と捉えていました。
これらの課題の解の重要なパーツがビッグローブ様のSIMカードでした。それまで外出先ではWi-Fi環境が可能な場所/施設を探し、それからアクセス、情報確認、インプットを行っていましたが、今では、利用者様宅内、外で直ぐに必要な処理を行っています。残業時間ゼロの目標と、利用者様への質の提供に集中できる環境が整ったことは私どもにとって大きなサポートとなっています。

医療法人HSR 名嘉村クリニック システム管理室 冨里 茂寿 様

医療法人HSR 名嘉村クリニック
システム管理室
冨里 茂寿 様

訪問診療や訪問看護などの在宅医療には、複数の医療関係者や医療施設が関わります。そういった状況で患者様の最新の情報をリアルタイムに確認できるという点は非常に重要になります。
当クリニックでは、SIMカード導入前から外出先でも患者情報を確認できるシステムを構築していましたが、通信環境が整備されていないため利便性が悪い状態でした。その状況を改善するため、訪問診療に携わる全ての職員にiPadを支給し、同時にSIMカードによる通信を可能にしました。結果、情報共有化が進み、職員のシステム利用率もUPして業務効率も上がっています。今回BIGLOBEモバイルのSIMを導入した理由は、通信環境の安定性と経済性のバランスが優れていること、利用状況の把握がし易いことです。特に利用状況の確認ができる管理者用の画面は、システム管理する上で非常に役立っています。

お客さまのプロフィール

社名

医療法人HSR 名嘉村クリニック

URL

http://nsleep.com/

事業内容

慢性期ケアを中心とした医療の提供
・一般内科(高血圧、糖尿病)
・睡眠障害
・呼吸器疾患・呼吸器リハビリテーション
・在宅医療
・在宅ターミナルケア

所在地

医療法人HSR 名嘉村クリニック
〒901-2132 沖縄県浦添市伊祖4-2-1
TEL.098-870-6600

在宅ケアセンター
〒901-2132 沖縄県浦添市伊祖2-24-1
TEL.098-870-8020

ご利用機器

Apple‎製 iPad

法人向けモバイル回線におすすめ、
BIGLOBEモバイル

法人BIGLOBEモバイル

おすすめポイント
・データSIMの導入前無料お試し
・お申し込みから最短2営業日で発送
・専用マイページで一元管理
・支払い方法は口座振替か請求書払いが選べる

キーワード タブレット, 業務効率化
導入サービス・製品 モバイル
業種 医療・保険