BIGLOBEモバイル導入事例瀧上工業株式会社

掲載日：2020年04月01日

創業120年超、橋梁、鉄骨を通じて社会インフラを整備

瀧上工業は愛知県半田市に本社を置き、橋梁・鉄骨・鉄塔・その他鋼構造物を設計、製作、施工する企業です。創業120年以上にわたり社会のインフラ整備に取り組み、例えば橋梁では本州四国連絡橋、建築鉄骨ではナゴヤドームや丸の内ビルヂングなど、さまざまなプロジェクトに参画しています。

瀧上工業では2017年、従来利用していたフィーチャーフォンからスイッチする形で、格安SIMおよび端末、ルータ、タブレット用に「BIGLOBEモバイル」を導入。現場での音声通話や図面(pdf)閲覧などでスマホを活用し、業務効率化と費用削減を実現しました。

施工計画書の付加価値となるARコンテンツ。デモ、プレゼン時にBIGLOBEモバイルを活用

瀧上工業でのBIGLOBEモバイルの利用は、音声通話や写真撮影、図面確認といった通常利用にとどまらず、顧客への付加価値提供につながる特徴的な活用を行っています。それがARアプリを使ったARコンテンツの提供です。
瀧上工業で請け負う工事は公共事業や大型プロジェクトがほとんどで、受注後には施主に施工計画書を提出し、施工に使う技術や手法について説明を行います。計画書は、従来、文字と静止画で記述、表現してきました。例えば動画なら施主に対して、より伝わりやすい内容になるため、施工計画書と動画をリンク再生させることができないか。その際、スマホの活用を思いつき、実現したのが「ARコンテンツ」です。「ARコンテンツ」の利用には専用アプリ「COCOAR(ココアル)」の仕組みを利用しています。

工場見学対応にもARコンテンツとタブレットが活躍

ARコンテンツの導入で利用技術が分かりやすくなり、施主や関係企業からも好評を得ていますが、このコンテンツは工場見学への対応の際にも役立っています。「就職希望の学生をはじめ、工場見学に来られる方への説明対応を行っていますが、工場はいつも稼働しているわけではないので、従来はパネルなどで説明していました。今はタブレットを持参して、工場内でARコンテンツを視聴して理解を深めてもらっています」と語るのは、瀧上工業株式会社　生産本部　管理グループ　管理チームの萩原聖登氏です。萩原氏はプロジェクトリーダとして関係者との折衝を行う職務にあり、全国の現場への出張も多いとのことですが、費用も抑えつつ使い勝手にも満足いただいているとのことです。

ARアプリ「COCOAR（ココアル）」の紹介動画(スターティアラボ株式会社提供)

導入の経緯

社内の別用途でBIGLOBEモバイル回線を利用していました。費用も安価な上、BIGLOBE biz. マイページから回線の一括管理ができるため、今回もBIGLOBEモバイルの導入を決めました。モバイル回線の選択で最重視したのが回線のつながりやすさ、品質ですが、問題なく利用できているとのことです。

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