日本でも人気沸騰中のオールインクルーブ!ハイクオリティなサービスを予算内で存分に
海外では一般的なスタイルのオールインクルーシブですが、日本でもリゾート地や観光地での導入が増え、近年その人気が高まっています。賢人たちも、そんなオールインクルーシブ宿を選ぶポイントは、贅沢が叶うプラスαのサービスがあるかどうかです。例えば、館内の有形文化財を巡るツアーや熊野古道の散策ツアーなど、貴重な体験ができたり。他にも、こだわりの食材で作った料理がオープンキッチンからその場で提供されたり、アルコールの種類が豊富だったりと、その満足度はただモノではありません。お金を気にせずリラックスして過ごしたい人、費用を予算内で抑えたい人にお届けしたいオールインクルーシブ宿と、オールインクルーシブを謳ってはいないけれどサービスが充実している宿を編集部のおすすめも含めてご紹介します。
【霧降高原温泉・TAOYA日光霧降】温泉賢人・鳥海高太朗が推薦
「1人でも2人でも、大人数でも、どんなグループでもバランスよく楽しめる」

最初に「TAOYA日光霧降」に行ったのはテレビのロケで、その後すっかりお気に入りになりました。日光連山を一望できるインフィニティ風呂があって、すごく良いんですよ。料理もおいしくて、夕食のバイキングでは牛ステーキやアヒージョ、宇都宮餃子などが楽しめます。朝食バイキングではフレンチトーストやスムージー、スパークリングワインの飲み放題もあって、バリエーションが豊富です。宿泊料以外でかかるのは、豪華な料理を追加で頼むときだけで、基本的には追加料金はかかりません。日本酒やワイン、サワー、ビールなどはすべて込みです。チェックイン後からアルコールも飲めるので、3時から酔っ払えちゃいます(笑)。日光の駅から車で20分ほどの距離で、東照宮も近いので、観光を楽しんだ後にチェックインするのもおすすめです。シニアのグループも多かったですが、1人でも2人でも、大人数でも、どんなグループでもバランスよく楽しめる宿だなと思いました。安い時には、1泊2万円くらいで泊まれることもあります!
【遠刈田(とおがった)温泉・ゆと森倶楽部】温泉偏愛賢人・植竹深雪さんが推薦
「トータル満足度が高い。内容の充実さに感動しました」


「ゆと森倶楽部」は蔵王国定公園内に位置していて、自然豊かな場所です。食事は、シェフや野菜ソムリエの方々が蔵王の旬の野菜を主役にしたお料理を作ってくれるんです。レストランはフリーオーダースタイルで、セルフの食べ放題という感じではなく、ひとつひとつその場で作られたものを提供してくれます。お酒の種類も豊富でしたよ。暖炉ラウンジでは、蔵王で採れた食材で作った手づくりジェラートが5~6種類あって、これがまた絶品なんです。食後やお風呂上がりなど、好きなタイミングで楽しめます。アクティビティ では、朝ヨガやトレッキング(有料)もできるので、退屈しないですよ。家族で行っても楽しめると思います。色々なオールインクルーシブ宿に泊まりましたが、トータル的に満足度が高いのは「ゆと森倶楽部」でした。オールインクルーシブは追加料金がなくて、気楽に過ごせるのが魅力です。
【伊東温泉・ふたり木もれ陽 】温泉偏愛賢人・杉本圭さんが推薦
「クオリティの高さを感じる、大人のオールインクルーシブ宿」


「ふたり木もれ陽」は、全室源泉掛け流しの温泉が完備されていて、ホテル全体の雰囲気も高級感があり、非常に洗練されています。スタッフのサービスクオリティや料理のクオリティも本当に高いんです。私が泊まったのはコロナ前で、当時は「ちょっと高いな」と感じていたんですが、今振り返ると、決して高くはなかったなと思います。例えば、普通のお宿でお酒を1本頼むと1万円くらいすることもありますが、「ふたり木もれ陽」では客室内の冷蔵庫やミニバー、ルームサービスの生ビールやワインまで無料で、アルコールのラインナップも非常に充実していました。オールインクルーシブというと、そこそこのものを提供するところが多い中で、ここは本当に良いものしか置いていないんです。そういう意味で、ハイレベルな大人のオールインクルーシブ宿だと思います。
【自家源泉・いろりの湯宿 別邸 藤屋】温泉偏愛賢人・とめ吉くんが推薦
「僕のディナーも出てきて、みんなでオールインクルーシブを楽しめるワン!」


「いろりの湯宿 別邸 藤屋」は、宮島の対岸にあって、厳島神社から約45分くらいなので観光にも便利な場所です。全7室の一棟貸しの宿で、客室にはすべて温泉がついているんです。オールインクルーシブの宿というと、ドリンクがアルコールのみ対象というところも多いですが、ここではアルコールだけでなく、ソフトドリンクも含まれています。アルコールの種類も、私が想像できるものはほぼ全て飲み放題!(笑)。さらに、お菓子も駄菓子類を中心に、いつでも食べられるんですよ。囲炉裏を囲んで、愛犬と一緒に食事を楽しむことができ、夕食時にはとめ吉くん用としてローストチキンと蒸し野菜をオールインクルーシブ内のサービスで提供してくれました。スタッフの方が気さくに話しかけてくれて、とめ吉くんもとても楽しそうでした。とめ吉くんと泊まったオールインクルーシブ宿の中では、ここが一番気に入っています。(とめ吉くんの飼い主談)
【天城湯ケ島温泉・おちあいろう】温泉偏愛賢人・まろさんが推薦
「有形文化財に浸る、ひとりご褒美宿」


「おちあいろう」が素晴らしいなと思ったのは、創業家の住まいだった築90年の建物を、往時の趣を残しながらリノベーションされていること。古き良き時代の風情に憧れつつも、正直なところ現代の快適さも諦めきれない、なんて方に特におすすめです。館内の有形文化財を巡りながら、お宿の生い立ちや建物についてスタッフさんが説明してくれるツアーに参加したら、歴史への理解も深まりました。また、オールインクルーシブで、ドリンクが充実したラウンジもあり、湯上がりに何か飲みたいという需要を常に満たしてくれます。日頃頑張る自分へのご褒美に、いかがでしょうか。
【甲斐大泉温泉・グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ】BIGLOBE編集部おすすめ
全天候型アクティビティ施設完備で、大人も子供も楽しく過ごせる

「グランドメルキュール八ヶ岳リゾート&スパ」は、2024年4月にリブランドオープンしました。首都圏から約2時間でアクセスでき、非常に便利な立地です。標高約1,000mに位置しており、周辺には八ヶ岳、富士山、南アルプスの絶景が広がっています。ラウンジでは、ワインやビールなどのお酒をはじめ、コーヒー、紅茶、ハーブウォーターなどのソフトドリンクやお菓子が提供されます。また、食事はビュッフェスタイルで、地元の食材を使った料理が提供され、満足度が非常に高いです。もちろん夕食時にもアルコールやソフトドリンクを好きなだけお召し上がりいただけます。さらに、新たに全天候型アクティビティ施設「杜の8(もりのえいと)」が設けられ、チューブスライダーやトンネル、ドリフト三輪車によるサーキットなどのアクティビティの利用も料金に含まれ、親子で思いっきり楽しめる施設になっています。
甲斐大泉温泉山梨県
標高約1000m、南に富士山・南アルプス、北に八ヶ岳が一望出来る絶好の眺望で、清里まで約10分のアクセス。温泉と全天候型アクティビティ施設、天体ドームが自慢の本格リゾート施設。

【ウトロ温泉・キキ知床 NATURAL RESORT】BIGLOBE編集部おすすめ
オホーツク海を望む、知床の客室と個性派サウナが特徴

「キキ知床 NATURAL RESORT」には、キッズスペースや卓球をはじめ、未来へ手紙が送れる「未来郵便」というユニークなサービスなど、滞在を豊かにする体験が揃っています。さらに特筆すべきは、2023 年1 月に新設されたサウナ施設。寝て入る「ネウナ」、部屋全体が三角形の形をした真っ黒な「クロウナ」、ヴィヒタを用いたセルフウィスキングが可能な「ウィスキングサウナ、国内にはまだ数えるほどしかない、エストニア生まれの木でできたかまくら型のサウナで薪ストーブ型の「イグルーサウナ」と4種類の個性的なサウナがあり、サウナーを唸らせるととのい空間が広がっています。客室は、オホーツク海の夕陽を独占できる和洋室や、お子さまとでも安心して滞在できる和室など、多彩な部屋タイプが用意されています。また、ダイニングやラウンジで、生ビールなどのアルコールやソフトドリンクを思う存分楽しむことができます。
【新湯の口温泉・里創人 熊野倶楽部】BIGLOBE編集部おすすめ
全室スイート×美食オールインクルーシブ


「里創人 熊野倶楽部」では、全室スイートルームで、広々とした空間で快適に過ごすことができ、全ての客室には露天風呂が付いています。客室は熊野杉などを用いて造られ、落ち着いた雰囲気が漂います。食事は、松阪牛や伊勢海老など、熊野の味覚を楽しむことができる会席料理またはハーフビュッフェから選ぶことが可能。アフタヌーンティータイムには、美しく盛り付けられたスイーツがデザートカップに小分けにされ、ずらりと並びます。クラブラウンジでは、洋酒だけでなく、地酒や地元特産の干物も提供され、美食のオールインクルーシブステイを楽しむことができます。さらに、事前予約をすれば、世界遺産「熊野古道・松本峠」を巡るツアーにも参加可能できちゃう。自由で快適なオールインクルーシブステイが叶います。
【那須温泉・THE KEY HIGHLAND NASU】BIGLOBE編集部おすすめ
豊かな高原を満喫!好きなように滞在を楽しむアクティビティリゾート


「THE KEY HIGHLAND NASU」は、施設とアクティビティがかなり充実しています。森と一体となったインフィニティ露天風呂やロウリュサウナ、ジャクジーを完備した「森のスパ」や、フリードリンクを片手にガゼボで寛いだり、夜のライトアップ後にナイトプールを満喫したりと、リゾート気分を盛り上げてくれる全天候型クア施設「クアガーデン」があります。サイクリング、ヨガハウス、天体観測、カラオケなど、追加料金なしで楽しめるアクティビティが目白押し。食事も充実しており、チェックイン後には暖炉ラウンジでのマシュマロ焼きから始まり、オープンキッチンでの鉄板グリルなど出来たての洋食料理が並ぶディナータイム。地元の農場から仕入れた様々な新鮮食材を使った特製マイサンドイッチを楽しめるモーニング。チェックアウト前には、オリジナルのトッピングで濃厚ミルクのマイソフトクリーム作りが楽しめる。チェックインからチェックアウトまで、時間が足りないくらい充実した滞在を楽しめます。
那須温泉栃木県
東京から2時間半。 栃木県那須高原に佇む森のアクティビティ・リゾート。「豊かな高原を満喫」「自然との一体感」「オールインクルーシブ」の3つの鍵がコンセプト。

【熱海伊豆山温泉・熱海・伊豆山 佳ら久】温泉賢人・石井宏子さんが推薦
「ラウンジでゆっくり過ごす、優雅なティータイムが癒しの時間です」

「熱海・伊豆山 佳ら久」は、とにかくラウンジが秀逸なんです。おそらく、ほとんどの人が部屋にいないんじゃないかと思うくらい、ラウンジで過ごす時間が楽しいんですよ。最上階には、景色が美しいラウンジがあり、アルコールやソフトドリンク、おつまみやパティシエが作ったスイーツがずらっと並んでいます。チェックイン後の14時から19時のフリーフロータイム内に、自由に楽しむことができます。ここで提供されるアイスコーヒーが特にお気に入りで、ビールサーバーのようなアイスコーヒーマシンから、まるでビールのように泡がふわっと出てきて、味わいがすごくクリーミーでおいしいんです。このアイスコーヒーマシンは他では見たことがないですね(笑)。コーヒーだけでなく、置いてあるもの全てにこだわりが感じられます。さらに、6階にももう1つ、コーヒーや紅茶がメインのラウンジがあり、そこで豆を挽いてプレス式のコーヒーメーカーで淹れてくれるんです。いろんなブレンドや産地の豆があって、それを選べるのも魅力的。紅茶も種類豊富で、フレーバーティーも淹れてくれます。コーヒーと紅茶のクオリティが本当に高いんです。ラウンジと大浴場を行ったり来たりしながら、のんびりと過ごすのが私の「熱海・伊豆山 佳ら久」での過ごし方です。
この記事の温泉地でおすすめの宿
甲斐大泉温泉山梨県
標高約1000m、南に富士山・南アルプス、北に八ヶ岳が一望出来る絶好の眺望で、清里迄約15分のアクセス。温泉と天体ドームが自慢の本格リゾート施設。

那須温泉栃木県
東京から2時間半。 栃木県那須高原に佇む森のアクティビティ・リゾート。「豊かな高原を満喫」「自然との一体感」「オールインクルーシブ」の3つの鍵がコンセプト。

ちょいズラし温泉に行くメリットは、そんなに混雑していない中でゆっくり温泉を楽しめること。静かな自然の中で良質な温泉を楽しむのは最高の贅沢ですよね。