BIGLOBEモバイル導入事例株式会社Sassor

キーワード
IoT・M2M, コスト削減, モニタリング
導入サービス・製品
モバイル
業種
情報通信

機器ごとに電力を“見える化”し、省エネだけではなく運用改善にも貢献

2011年3月11日、東日本大震災発生。広い範囲でインフラが破壊され、特に原子力発電所の事故をきっかけに多くの人が電気の重要性を考えるようになりました。株式会社Sassor(サッソー)が展開する飲食・小売業・製造業・オフィス向け電力管理システム「ELP for BIZ」も、こうした状況を鑑みて生まれた製品です。

機器ごとの消費電力量が一目でわかる「ELP for BIZ」の管理画面

機器ごとの消費電力量が一目でわかる「ELP for BIZ」の管理画面

「ELP for BIZ」は電気機器ごとの消費電力・使用時間などの情報をリアルタイムで確認できるサービス。得られたデータはBIGLOBEモバイルのSIMカードを内蔵したルータ経由でクラウドにアップロードされ、それを集計、レポーティングするかたちで省エネ、業務効率改善などの提案をしています。

“見える化”しないと、節電はできない

店舗や工場では、さまざまな電気機器が昼夜問わず使用されています。東日本大震災以降、節電の意識が高まり、多くの企業がコストダウンと経営効率化のため電力使用量を見直し始めました。

ただ「使っていない機器の電源を切ろう」「照明を消そう」といった場当たり的な努力には限りがあります。効率的に節電をするためには、何にどのくらいの電力が使われているのか、使用量をはかって“見える化”することが必要です。

分電盤のコードにクリップ型センサーを挟むだけ 工事不要で導入作業が短時間で済む

分電盤のコードにクリップ型センサーを挟むだけ 工事不要で導入作業が短時間で済む

たとえば全国に幅広く展開する外食チェーンでは、同規模の店舗なのに売上とは関係なく月々の電力使用量に大きく差があることが問題視されていました。しかし店内では数多くの機器が使用されており、原因を特定することは困難です。そこで「ELP for BIZ」を導入、レポートを参考にわからなかった電力を機器ごとに“見える化”することにしました。

導入作業は分電盤内のブレーカーのコードに小さなクリップ型センサーを取り付けるだけ。クリップ型センサーに付いている磁石がコードに電流が流れたときに発生する磁場を検知し、電力量を計測する仕組みになっています。クリップ型センサーは計測モジュールにつながっていて、BIGLOBEモバイルのSIMカードを内蔵したルータを経由し、電力量データをクラウドに保存。それを集計、レポーティングすることで省エネ、業務効率改善に役立てています。

「ELP for BIZ」の仕組み

「ELP for BIZ」の仕組み

電力を把握することで、現場の指導や生産管理にもつながる

ある飲食店では「ELP for BIZ」を導入した結果、店舗ごとにオペレーションの違いがあることが明らかになり、電力だけでなく店舗運営も最適化できるようになりました。ご希望のお客さまには問題分析と改善案の提案まで行うことで、データを見るだけではイメージしにくい、節約のための具体的な方法も見える化しています。

ある居酒屋チェーンでは「ELP for BIZ」導入後、食器洗浄機の使用回数に注目。同じような売上と客数の2店舗を比較すると、食器洗浄機の使用回数が倍だったことが判明。それだけ電力使用量もかさんでいました。そこで、ジョッキ1つで使うようなことはやめて、もう少し詰め込もうという指導ができるようになりました。

また、コンビニエンスストアチェーンでは揚げ物をつくるフライヤーに注目。電源オフ、スタンバイ状態、使用中と細かくモニタリングし、電源切り忘れへの注意喚起ができるようになりました。

製造業や飲食業では品質管理にも役立てられています。通常の製造過程、調理過程では使われないはずの異常な使用量が記録された場合、何らかのトラブルが考えられるということ。まずは電力を「はかる」こと。そこから、店舗の効率的な運営、スタッフの意識付けなど幅広い展開が期待できるのです。

導入の経緯

回線工事が不要で使えるモバイル回線を検討していました。初めはM2Mとして使える格安SIMは少なく、他社製品を使用していましたが、BIGLOBEさんとのご縁もありコストダウンのため切り替えることにしました。MVNO系のものだと従量課金ですごく安いというプランが多いのですが、弊社の場合、従量課金だと高くなる可能性があったため、3ギガプランのように決まった容量が使えて月額費用が定額のものがありがたかったんです。通信量の確認に管理者画面も活用しています。

株式会社Sassor 代表取締役 石橋 修一 様

株式会社Sassor
代表取締役
石橋 修一 様

株式会社SassorはIoTの時代にさまざまな価値あるIoTサービスを提供することを目的に2010年に創業いたしました。創業当初から、ハードウェアからソフトウェア、データ分析まで社内で一貫して開発を行っています。ELP for Bizは弊社が創業当初から提供を行っている自社サービスで、エネルギー関連の企業様にご利用いただいております。エネルギー分野はIoTの取り組みが活発な分野の1つですが、現在は他分野からの引き合いも多くなり、ELPに限らず製品のバリエーションを増やしながら、活動領域を広げているところです。

株式会社Sassor セールスエンジニア 矢嶋 耕平 様

株式会社Sassor
セールスエンジニア
矢嶋 耕平 様

最近では多くの企業様から店舗や工場のIoT化に関してご相談をいただくのですが、本格的な導入を検討する前に、期間を定めたテスト導入を要望されることが多く、利用用途に応じたM2M・IoT向けの専用料金プランを用意されているBIGLOBEモバイルのSIMはとても重宝させていただいております。弊社では電力に限らず、温湿度や照度などのさまざまなセンサーデータをクラウドへあげて分析を行うサービスを提供しておりますので、今後もBIGLOBEモバイルのSIMを利用させていただき、お客様の目的に応じたSIMプランと組み合わせて、さまざまな領域でサービスを提供していきたいと考えています。

お客さまのプロフィール

社名

株式会社Sassor

URL

https://sassor.com

事業内容

消費電力センサーデバイス(電力計)の提供
温度・湿度・気圧・照度・騒音・モーションセンサーデバイスの提供
消費電力による省エネ分析
工業機器の異常検知・故障予兆検知
IoTメディア運営 IOTECHNEWS

所在地

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前二丁目33番12号 ビラ・ビアンカ701
TEL.03-6804-1916

ご利用機器

ピクセラ製 PIX-MT100

関連サービス

IoT・M2M向けモバイル通信

法人向けBIGLOBEモバイル回線はIoT・M2M利用に適したグローバルIPアドレス。低速100MBの低容量から上り高速300GBの大容量まで、豊富なプランからお選びいただけ、オプションでモバイル回線用固定IPアドレスをご利用いただけます。通信量の確認やプラン変更はBIGLOBEオフィスサービスの管理者画面で簡単にできます。