BIGLOBEモバイル導入事例株式会社dinii(ダイニー)
掲載日:2019年08月01日
モバイルオーダー・プラットフォームで注目のベンチャー企業
慌ただしい昼休み、テイクアウト店には長い行列。商品をオーダーして会計したら昼休みは半分終わってた。スポーツ観戦のハーフタイム休憩中、スタジアムの名物グルメの行列に並んで購入するも、席に戻ってみたら、後半戦がはじまってた...。
こんな不便に目を向けて起業したベンチャー企業が、dinii(ダイニー)です。diniiが提供するソリューションは、社名と同じ「ダイニー」と名付けられたモバイルオーダー・プラットフォーム(スマホからの事前注文)です。創業して1年余りで、オフィス街の飲食店、JリーグやBリーグのスタジアム内での飲食・グッズ販売への導入が相次ぎ、注目を集めています。「ダイニー」の店舗用の端末のモバイル通信にBIGLOBEモバイル回線が採用され、運営の効率化に貢献しています。
使い勝手抜群のモバイルオーダーが手軽に導入できる
「ダイニー」の特徴はその手軽さです。
店舗には、ダイニーからプリンタ搭載Android端末をレンタル。店舗オーナーは店舗情報や商品名を管理画面から登録するだけで導入可能。利用者からのオーダーが入る度に注文商品と予約番号を印字し商品の準備をします。
利用者はスマホから商品をチョイスして電子決済を行えば、あとは指定時間に店舗でスマホを提示し予約番号をみせるだけで商品が受け取れます。
大規模なチェーン店では広まりつつあるモバイルオーダーですが、機器調達や専用アプリの開発、既存システムとの連携にはコストもかかり、中小規模の飲食店ではまだ敷居が高いのが現状です。しかし「ダイニー」ではパッケージ化されたプラットフォームを提供しているので、手軽に導入することができます。導入店舗からも販売効率アップや人件費の削減に効果が出たと高い評価を得ています。
時短が利用者を幸せにする、そんな豊かな社会が目標
モバイル通信機能が搭載された端末は持ち運びもでき、設置場所を選びません。必要な時に必要数をレンタル調達できるため、イベント会場やスタジアムなどで最大の威力を発揮します。
また、「ダイニーでは専用アプリ以外に、ブラウザ上のWebアプリに注力しています」と語るのは、エンジニアの三枝氏です。ブラウザ上で動作するWebアプリはユーザ側でアプリのダウンロードやアップデートの必要がないため、利用したい場面でさっと使う用途に向いているといいます。
「ダイニー」の開発は「社会の課題を解決することで豊かな生活を実現する」という思いからスタートしました。待ち時間を無くし、利用上のストレスが無くなれば、代わりに得られる余剰時間や気持ちの余裕によって、人はもっと社会で豊かに生きられるはず。その変わらない思いを胸に、今後も拡販に力を注いでいきたいとのことです。
導入の経緯
利用者の使い勝手を追求する「ダイニー」にとって、システム開発上で大きな課題となったのはモバイル回線の選択でした。
スタジアムの多くは郊外にあり、コンクリートの建造物で遮断されているので、キャリアの回線ごとに電波が届きやすい、届きにくいと言ったケースがあります。その点 BIGLOBEモバイルはドコモ回線、au回線どちらも選べるので、現地の状況を確認した上で適したSIMカードを挿せることは最大のメリットとなり、採用を決めました。
株式会社dinii エンジニア
三枝 優起氏
BIGLOBEモバイルの回線は、ドコモとauどちらも選べる他に、法人向けの営業体制が整っていて、発注もインターネットの管理画面から一括管理できることが魅力でした。フレキシブルでリーズナブルな料金体系も、安心して使えると評価して採用しました。
お客さまのプロフィール
社名 |
株式会社dinii |
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URL | |
事業内容 |
店舗向けモバイルオーダー・プラットフォーム「ダイニー」の開発・運営 |
所在地 |
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-6 Good Morning Building 301 |