BIGLOBEモバイル導入事例新潟大学農学部

キーワード
IoT・M2M, コスト削減, モニタリング
導入サービス・製品
モバイル
業種
教育・出版

西洋梨の貴婦人とも呼ばれるル レクチエの基準木モニタリング、収穫時期等の情報を生産者に配信

西洋梨の貴婦人とも呼ばれるル レクチエは、豊かな芳香とまろやかな食感が魅力で、その味はラフランスを凌ぐとも言われています。ル レクチエは西洋梨の中でも栽培が難しく、病気になりやすい品種のため、新潟県主導で生産と販売が進められています。

新潟大学農学部は新潟県農業総合研究所園芸研究センターにあるル レクチエの基準木モニタリングを実施し、観測開始と終了のお知らせ、発芽期、開花始め、袋かけなどの生育情報を普及指導センター等の指導機関向けにWeb公開しています。また、新潟県は収穫適期の情報などを生産者に提供しています。

ビッグローブはモニタリングしたル レクチエの画像データをサーバにアップロードするためのBIGLOBEモバイルを提供し、ル レクチエの基準木モニタリングを支えています。

ル レクチエの基準木モニタリングの特長

毎日4時から20時までの1時間毎にル レクチエの基準木を撮影した画像がサーバにアップロードされ、信州大学小林研究室(共同研究先)のWebアプリ上で生産者自身が確認できます。撮影画像はメッシュ表示(縦軸:日時、横軸:時間)されるため、1日の変化だけでなく、同時間帯の比較も可能です。また、同アプリ上ではfacebook連携により生産者のコメント入力にも対応しています。パソコンだけでなくスマートフォンやタブレットでも閲覧できるため、現場に行く必要がありません。画像は一眼レフで撮影した高解像度データなので、基準木の全体像のほか、画像をズームする事で果実や葉の様子をチェックしたり、落下してしまったル レクチエの数をカウントする事も可能です。

信州大学のWebアプリ

信州大学のWebアプリ

モニタリングシステムの概要

ル レクチエの基準木モニタリング用のシステムは発芽前に設置され、積雪前に撤収されます。ル レクチエは4月頃に開花、10月下旬頃に収穫、収穫後に別の場所で30〜40日間の追熟を経て出荷されます。

RasberryPiボードでカメラを起動/制御しており、撮影された写真はBIGLOBEモバイルのUSBドングル経由でFlickrにアップロードされ、信州大学小林研究室のサーバに送信されます。ソーラーパネル1枚でカメラへの給電とバッテリーの充電を行います。日照時間が少ない時はバッテリーでカメラへ給電するので、常時安定的に稼動する仕組みとなっています。農地では電源コンセントや電話回線の確保が難しく、工事も大変なため、スタンドアロンで動作するシステムになっています。

導入の経緯

これまでは他社のプリペイドSIMを採用していましたが、一眼レフの高解像度データを送信するため、データ通信容量の不足・通信速度の遅延・コストが課題になっていました。安くて法人契約が可能なビッグローブに乗り換えた事でデータ通信容量や通信速度の問題が解消されました。

新潟大学農学部 元永様

新潟大学農学部
元永様

ル レクチエのような果樹では、生育ステージに合わせた栽培管理が重要で、生育期間を通したデータ蓄積が必要になります。また、生産年度の気候や樹体の状態などによる変化が生じることから、多年度のデータも必要です。このモニタリングは信州大学小林研究室と共同で、2013年から実施し、今年度で過去4年間分のデータ蓄積が行えています。そのため、開花時期などの年次変動の把握が行えるほか、果実の結実、肥大などの生育の変化も詳細に把握できています。また、生育の過程が詳細に記録されているため、栽培管理指導の参考情報としての利用も期待されています。

お客さまのプロフィール

社名

新潟大学農学部

URL

http://www.agr.niigata-u.ac.jp/

事業内容

農業分野における栽培管理・品質管理のための高度情報化に関する研究

所在地

新潟市西区五十嵐2の町8050番地
TEL(025)-262-6603 FAX(025)-262-6854

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