BIGLOBEモバイル導入事例株式会社聖亘トランスネットワーク
掲載日:2018年09月05日
ムダのない運行管理で業務効率が格段にアップ
聖亘トランスネットワークは運送業界でいち早くアンドロイド端末を利用する配車支援、運行管理システム「トランスサポーター ウィズ エスティ・ナビ」(以下ST-Navi)を開発した。運送業者でもある聖亘トランスネットワークが、ドライバーや配車マンら現場にとって必要かつ便利な機能をカバーした「現場が作ったシステム」である「ST-Navi」。タブレットを使ってドライバーとタイムリーにコミュニケーションでき、コスト削減にも貢献するシステムは運送業界では他には代えのないシステムです。
この「ST-Navi」でBIGLOBEモバイルの回線がどのように活用されているかご紹介します。
システムの概要
—— まず「ST-Navi」がどのようなシステムか教えてください
株式会社聖亘トランスネットワーク
代表取締役 山田 裕 様(以下 山田社長):
クラウドサーバーを介して、配車管理部がある運送会社の中枢、ドライバー、荷主さまの三者間をつなぎ、配送業務の効率化を実現するITシステムです。
SIMカードを挿したアンドロイド端末(タブレットを推奨)をトラックに車載し、位置情報や作業状況を本社と荷主さまがリアルタイムに取得。
また自動算出された最適な配送ルートを本社から指示し、ドライバーはその連絡をいつ、どこにいても*受信できます。
- 山間部などご利用いただけないエリアがあります。
—— ST-NaviにBIGLOBEモバイルを導入した理由は?
山田社長:
アンドロイド端末を用いるST-Naviの開発で最大のネックとなったのがデータ通信費です。大手キャリアの回線を使うとランニングコストが高くなるので、何とかお客さまに低料金でサービスを提供したいと思っていたところ、BIGLOBEさんの通信プランを知りました。BIGLOBEモバイルはNTTドコモ回線が使われていて品質の心配はなかったので、コストを最重視して安価な3ギガプランを契約しました。
活用と効果
「ST-Navi」を導入した企業では、配車ルートの最適化によって走行距離を約11%短縮でき、それに伴って消費燃料を約11.7%削減。またドライバーの就業時間も約16.8%短くなり、結果、ドライバー1人当たりの1日トータルコストを大幅に改善できた例もあります。
またBIGLOBEモバイルは、NTTドコモ回線を使用しているので首都圏のどのエリアでも支障なく通信できています。ST-Naviの通信はテキストデータのみなので3ギガプランで十分と、導入企業からの声をいただいています。
- 山間部などご利用いただけないエリアがあります。
山田社長:
運行管理やコストの改善について難しく考えられがちですが、一番の基本は配送現場がスムーズに機能することであり、なおかつ現場の状態が経営者へ的確に報告され把握されること。それらが蓄積されていけばコスト改善策を練ることも難しくはありません。それを必然的に実現できるのがST-Naviです。
お客さまのプロフィール
社名 |
株式会社聖亘トランスネットワーク |
---|---|
URL | |
事業内容 |
長年の運送業務で培ったノウハウを元に、運行管理支援サービス「トランスサポーター ST-Navi」などのシステムソフトウェアを開発・販売。自社の運送業務でもST-Naviを活用している。 |
所在地 |
〒254-0002 神奈川県平塚市横内3774番地 |
資本金 |
2,300万円 |
従業員数 |
30名 |
- 記載内容は2017年11月1日現在のものです。