コーポレートブランディングをオンラインで実施する効果やメリット
掲載日:2023年07月20日
更新日:2023年12月21日
コーポレートブランディングは、
企業にとって重要視すべき経営戦略として注目されています。
施策について検討中、あるいは効果を高めるために
改善したいという企業は多いのではないでしょうか。
なんとなく理解できる言葉ではあるものの、
見落とされがちなポイントや注意点の多い施策です。
本記事では、コーポレートブランディングを
オンラインで実施する効果やメリット、
最近の動向などについてまとめています。
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オンラインで展開するコーポレートブランディングの効果
そもそも、コーポレートブランディングの施策をオンラインで行うと、どのような効果があるのでしょうか
アクセス範囲の拡大
コーポレートブランディングの手法にはテレビCMや新聞広告などもありますが、このようなオフラインでの手法は時間や場所の制約があります。
しかし、オンラインでのコーポレートブランディングであれば、インターネット上で誰でもアクセス可能なため、時間や場所の制約を受けずに、多くの人々にブランドを認知してもらえます。
認知度の向上
オンラインでのコーポレートブランディングは、WebサイトやSNS、オンライン広告などを活用することで、ブランドの知名度を高めることができます。
ブランドの魅力的なコンテンツや情報を提供することで、消費者の関心を引き、ブランドの認知度を向上させることができます。
顧客とのコミュニケーション強化
オンラインでのコーポレートブランディングは、ブランドの認知度を高めるだけでなく、ユーザーとのコミュニケーションを強化することにもつながります。
例えば、SNSやWebサイトを通じて顧客と対話したり、フィードバックを受け取ったりすることで、顧客との信頼関係を築くことができます。
コスト削減
テレビCMや新聞広告といったオフラインの手法では、多額の広告費用や宣伝費用、販促費用を用意しなければなりません。
しかし、オンラインでのコーポレートブランディングであれば、自社サイトやSNSアカウントを通じて自社で運用できるため費用を抑えられます。Webサイトを構築・運用する場合であっても、最小限の広告費用ですみます。
従来の手法で実施するコーポレートブランディングに比べ、広告費用や販促費用などのコストを大幅に削減できるのです。
即時性の向上
オンラインでのコーポレートブランディングは、ブランドからの情報発信をタイムリーに行うことができます。
例えば、新製品や新サービスの発表に合わせてWebサイトやSNSを更新することで、いち早く正確な情報を提供できます。
SNSやネット掲示板などでは、ブランドイメージの毀損を招くようなデマや、誤った情報が拡散される懸念もあります。しかし、オンラインでのコミュニケーションであれば、即座に正しい情報を発信することができるようになります。
オンラインで展開するコーポレートブランディングの種類と特性
オンラインで展開するコーポレートブランディングには、大きく分けてWebサイト による施策とSNSによる施策のふたつが存在します。
それぞれの特性について詳しく解説しましょう。
Webサイト によるコーポレートブランディング
1.コーポレートサイト
コーポレートサイトとは、会社情報やビジョン、ミッション、採用情報、製品やサービス情報、コーポレートニュースやイベントなどを提供するサイトです。
特に、企業として社会に対してどういった価値を提供するのかを発信し、ブランド価値や企業イメージの向上に大きく貢献します。
2.ブランディングサイト
ブランド特設サイトとは、自社が取り扱う製品・サービスの情報や、それに付随するキャンペーンやイベントなどの情報を提供するサイトです。
コーポレートサイトがブランド価値や企業イメージの向上を目的とするのに対し、ブランド特設サイトは製品やサービスの詳細情報を発信して、顧客の興味・関心を引き出すことが目的です。また、ブランド全体の認知度と好感度を高める効果も期待できます。
3.メディアサイト
メディアサイトとは、さまざまな情報提供を目的としたWebサイトのことです。
たと例えば、業界の最新動向を紹介する記事や、自社製品やサービスを導入した顧客の紹介記事など、さまざまな形式のコンテンツを提供します。
メディアサイトは視聴者と直接コミュニケーションをとる場所という役割機能も果たし、コミュニティの形成によって顧客との関係を深めることもできます。
SNSによるコーポレートブランディング
コーポレートブランディングに利用される代表的なSNSは以下のとおりです。
1.Twitter・Facebook
TwitterやFacebookは、主に文章ベースでの情報発信と、双方向コミュニケーションが可能となるため、情報の即時性や拡散力といった効果があります。
2.YouTube
新製品や新サービスの紹介や、アニメーションを用いたイメージ映像など、文章だけでは理解しづらい概念的なメッセージを発信する場合はyoutubeのような動画プラットフォームの活用が適しています。
3.Instagram・Tik Tok
画像コンテンツが中心のInstagramや、ショート動画がメインのTikTokは特に若年層に人気があります。オンラインでの販促プロモーションや若年層をターゲットとしたコミュニケーションに適しています。
オンラインでコーポレートブランディングを行うためのポイント
オンラインのコーポレートブランディングにあたっては、どのようなポイントに考慮すべきなのでしょうか。押さえておきたい代表的な7つの項目を紹介します。
Webサイトのデザイン
コーポレートブランディングでは、Webサイトのデザインは非常に重要です。Webサイトの配色、フォント、ロゴの配置などは、ブランドイメージを決定づける要素となります。
コンテンツの質
WebサイトやSNSのコンテンツの質は、ブランドのイメージ形成に大きくかかわります。
例えば、若年層の女性向けに製品やサービスを提供しているブランドであれば、その年代の女性に多い悩みを取り上げ解決策を提供するといった、ターゲットとする層に寄り添った内容のコンテンツであることが重要です。
ソーシャルメディアの活用
SNSの強みは、最新の情報を即座に発信・提供できるところです。また、SNSでの活動を通じて、顧客との積極的な対話を図ることで、ブランドコミュニケーションの強化につながります。
SEO対策
SEO対策とは、検索ページの上位を獲得するために行われる、Webサイトの更新や調整のことを指します。
適切なSEO対策を講じることで、Webサイトへのアクセス数が増え、ブランド認知度を高めることができます。
モバイルフレンドリーな設計
近年では、インターネットユーザーの大半が、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからアクセスしています。
Webサイトの構築にあたっては、SEO対策と同時に、モバイルデバイスに最適化された見やすい設計にすることが望まれます。
一貫性のあるブランドメッセージ
オンラインでのコーポレートブランディングでは、一貫性のあるブランドメッセージを発信することが重要です。
具体的には、WebサイトやSNS、広告などのすべての媒体でメッセージが一貫していることが求められます。
オンライン広告
ターゲットとなる顧客に直接アプローチするために効果的なのがオンライン広告です。
例えば、アパレルブランドの認知度向上を狙うために、アパレル商品を検索している顧客に向けてオンライン広告を表示させることも可能です。
適切なターゲット設定を行い、オンライン広告を活用することで、ブランド認知度を高めることができます。
Webサイトを利用したコーポレートブランディングは経営戦略の重要施策
コーポレートブランディングは、情報化社会のなかで事業規模を問わず、意識しなければならない取り組みになりました。さまざまな施策がありますが、コーポレートサイトやブランド特設サイト、メディアサイトなどの活用は多くの企業が取り組んでいる重要施策といえるでしょう。
オンラインでのコーポレートブランディングにおいては、WebサイトやSNSで発信する情報の信頼性や更新性の高さが重要になります。情報発信をする際には、すべてを外部企業に委託するのではなく、自社でメッセージやコンテンツを自社内で適切に更新することができる体制や環境作りも重要なポイントとなります。
例えば、ビッググローブの提供する「Pattern Style CMS」を導入すれば、日々の更新作業を効率的に行えます。ITインフラ業務をビッグローブに任せることで、お客様はサイトブランディングなどのWeb施策に注力できるでしょう。
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