工事現場や建設現場のプレハブや仮設事務所に
光回線がおすすめな5つの理由
掲載日:2025年02月21日
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工事現場のプレハブや仮設事務所では、パソコンを利用したデータ入力や本社とのオンライン会議など、インターネットを利用する機会があります。また、災害時の仮設住宅にインターネット回線を導入するケースもあります。
しかし、こうした環境では期間限定のインターネット利用となるので、光回線とモバイル回線のどちらを導入すべきか迷うことも多いでしょう。
そこで本コラムでは、光回線とモバイル回線の違いを紹介したうえで、工事現場や仮設事務所には光回線がおすすめな理由を解説します。
老舗ISP事業者であるビッグローブが、工事費用や違約金など料金についても詳しく解説しているので、インターネットの導入を検討している方は、ぜひご一読ください。
工事現場のプレハブや仮設事務所での
インターネット使用用途
工事現場のプレハブや仮設事務所では、インターネットを導入することで以下のようなサービスが利用できるようになります。
- Web会議
- クラウドサービスによる情報共有
- 勤怠管理や経費申請といった社内システム
- ライブカメラによる状況確認
- 遠隔臨場
インターネットを導入することで大容量データのやり取り、現場と本社でのWeb会議やクラウドサービスが利用できるようになります。また、ライブカメラの映像も送れるため、現場の状況をリアルタイムで把握し工程管理や安全管理に役立てられるでしょう。
災害時には仮設プレハブ住宅にインターネット設備を導入することで、入居者が情報収集しやすくなり、快適な暮らしにつながります。
工事現場のプレハブや仮設事務所に
最適なインターネット環境は?
インターネット環境の構築をするうえで、光回線とモバイル回線のどちらを選ぶべきか比較することもあるでしょう。利用するシーンや求められる通信速度によって選ぶ回線は異なります。光回線とモバイル回線の違いをわかりやすく比較すると、下表の通りです。
回線の種類 |
光回線 |
モバイル回線*1 |
---|---|---|
通信速度 |
最大1Gbps~10Gbp*2 |
上り最大50Mbps~286Mbps*3 |
速度の安定性 |
◯ |
△ |
速度制限の有無 |
無 |
有 |
接続可能台数 |
多い |
少ない |
開通工事の有無 |
有 |
無 |
*記載の通信速度は規格上の最大値となります。実際の通信速度は、ご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況、モバイルの場合は電波の状態などにより低下します。
*1 BIGLOBE WiMAX+5G、楽天モバイル、UQ WiMAX+5Gを参考にしています。
*2 集合住宅向けには配線方式により最大100Mbps〜となる場合があります。また最大10Gbpsのプランやオプションが提供されていることがあります。
*3 サービス対象エリア、使用端末で異なります。
モバイル回線は工事不要で手軽に使えるのがメリットですが、通信速度は光回線に劣ります。本社とのWeb会議や、リアルタイムでの情報共有が必要となる工事現場には、通信速度が速くて安定している光回線が適しているでしょう。
光回線を導入するメリットについて、実際の利用シーンも踏まえ、次の章で解説しています。
工事現場のプレハブや仮設事務所に
光回線がおすすめな5つの理由
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工事現場のプレハブや仮設事務所に光回線がおすすめな理由は、以下の5つです。
- 通信速度が速くて安定している
- データ通信を無制限で利用できる
- 複数人で同時に接続できる
- 光電話を利用できる
- Webシステムが導入しやすくなる
通信速度が速くて安定している
光回線は、光ファイバーを利用した通信回線です。無線で電波を飛ばしてインターネットに接続するモバイル回線よりも、通信速度の速さや安定性に優れています。
本社とのWeb会議を行う機会が多い工事現場では、通信の遅延や切断は業務に大きな支障をきたす可能性があります。光回線を利用することで安定した高速通信が可能となり、結果的に業務効率の向上にもつながるでしょう。
また、法人向けビッグローブ光のように「IPv6(IPoE方式)接続」に対応している光回線であれば、回線が混雑しにくく、より快適にインターネットを利用できます。
IPv6については、以下をご一読ください。
※エリアによっては光回線導入できない場合があります。
データ通信を無制限で利用できる
工事現場では、地図情報や現場写真などの大容量データを送受信することが多いため、データ通信容量が無制限で利用できる光回線がおすすめです。
モバイル回線だと、契約プランごとにデータ通信容量の上限が設けられているケースがあり、通信速度が遅くなって業務が滞る場合があります。そのため、大容量データの送受信や長時間のWeb会議でもデータ通信容量を気にせず無制限で使えるのは、光回線の大きなメリットとなるでしょう。
複数人で同時に接続できる
光回線は、モバイル回線よりも同時接続可能台数が多い傾向があり、大人数での利用に向いています。カメラやWeb会議システムなどを複数使用する工事現場であれば、複数人での同時接続が可能かどうかは重要です。光回線を選ぶことで、通信の遅延や切断のリスクをできるだけ避けられるようになり、現場と本社とのスムーズなコミュニケーションが維持しやすくなります。安定したインターネット接続を確保するために、光回線は効果的な選択肢となるでしょう。
光電話を利用できる
光回線に加入することで「光電話サービス」を利用できるようになります。
工事現場のプレハブや仮設事務所では、電話やFAXで素早い対応が求められることもあるでしょう。IT化が遅れている建設・工事の現場ではまだまだFAXでのやり取りが主流の企業も多く、今後も必要になるでしょう。
光電話では基本的にFAXを利用することも可能です。現場で電話やFAXを使用するのであれば、光回線と同時に光電話を契約するのがおすすめです。
Webシステムが導入しやすくなる
Web会議システムを通して現場の映像や音声を確認できるようになれば、現場から離れた場所からでも確認できる遠隔臨場が可能になり、作業効率の向上が期待できます。
Web会議はモバイル回線でも利用可能ですが、映像データが大容量であるため、通信品質が安定している光回線の方がスムーズに利用できるでしょう。
さらに法人名義で契約すると、法人専用のサポート窓口や導入支援が充実していることが多く、工事現場や仮設事務所への光回線導入が初めてでも、スムーズに契約できる環境が整っています。
また、領収書や請求書を法人名義で発行してもらえるため、経費として計上しやすく、税務署への申告の手間を減らすことも可能です。
法人向けビッグローブ光は、通信速度が安定した法人向けの光回線です。法人専用窓口を完備しており、光回線の導入や利用をしっかりサポートしています。
工事現場のプレハブや仮設事務所に
光回線を導入する場合の注意点
工事現場のプレハブや仮設事務所に光回線を導入する場合は、以下2点に注意しましょう。
- 短期で解約すると違約金がかかる
- 申し込みから開通までに時間がかかる
短期で解約すると違約金がかかる
工事現場のプレハブや仮設事務所では、期間限定でインターネットを利用するケースが多いでしょう。ほとんどの光回線契約では2〜3年が契約期間になっており、更新月以外のタイミングで解約すると、違約金が発生する可能性があります。
ただし、一般的には光回線の解約金は月額料金が上限です。たとえばビッグローブ光の違約金は、2024年2月1日以降のお申し込みの場合、ファミリータイプでは4,100円(不課税)、マンションタイプでは3,000円(不課税)となります。
このように、違約金は数千円で済むケースもあり、解約手続きはそれほど手間ではないため、安定した高速通信が使えるメリットを考慮すると、光回線を利用するほうがおすすめです。
申し込みから開通までに時間がかかる
光回線によってインターネット接続するためには、開通工事が必要になります。工事は通常、お申し込みから1カ月程度かかる場合があります。そのため、すぐにインターネットを利用したい場合には注意が必要です。
申し込む時期によってはさらに時間がかかる可能性もあるため、早めに申し込むことをおすすめします。
工事現場のプレハブや仮設事務所への
光回線の引き込み工事費用
光回線を引き込むための開通工事にかかる費用は、戸建てか集合住宅か、屋内配線工事があるかどうかによって料金が異なります。
工事現場のプレハブや仮設事務所への光回線では、戸建ての料金が適用されるケースが多く、工事費用は22,000〜44,000円が目安となります。
また、土日や休日には追加料金がかかる場合もあるため、注意が必要です。少しでも工事費を抑えたい場合には、早めに申し込みをし、平日に工事の日程を組めるようにしましょう。
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工事現場のプレハブや仮設事務所の
インターネット利用に関するよくある質問
最後に、工事現場のプレハブや仮設事務所のインターネット利用に関するよくある質問を紹介します。
- コンテナハウスに光回線は引ける?
- 光回線の工事は部屋のどこで行う?
- 光回線の工事は電話線なしでもできますか?
コンテナハウスに光回線は引ける?
コンテナハウスやプレハブも、一般的な建物と同様に光回線を引くことが可能です。開通工事にかかる時間も一般的な建物と変わらないため、通常通り申し込みをして問題ありません。
ただし、配線を入れる穴がないコンテナハウスでは、工具で壁に穴を開ける場合がある点だけ把握しておきましょう。
光回線の工事は部屋のどこで行う?
光コンセントがない仮設事務所では、外部から光ケーブルを引き込み、室内に光コンセントを取り付けます。一般的には、壁の配管を通すか、エアコンのダクトを通して工事を行います。
使いやすさを考慮すると、利用しやすい場所に光コンセントを設置するのがおすすめです。
光コンセントについては、以下の記事をご一読ください。
光回線の工事は電話線なしでもできますか?
光回線は「光ファイバーケーブル」を利用してインターネット通信を行うため、電話線なしでも利用可能です。
「インターネット=電話線」と考えている人もいるかもしれませんが、光回線は独立した回線になっているため、電話線とは関係ありません。そのため、電話線がない工事現場のプレハブや仮設事務所でも、問題なく光回線を利用できます。
工事現場のプレハブや仮設事務所には
法人向けビッグローブ光がおすすめ
法人向けビッグローブ光は法人契約ができる光回線です。工事現場のプレハブや仮設事務所に最適な以下3つのサービスをご用意しています。
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IPv6(IPoE方式)接続に対応しており快適
ビッグローブ光はIPv6(IPoE方式)という新しい接続方式に対応しているため、地域や時間帯の影響が少なく、快適にインターネットをご利用いただけます。そのため、大容量データの送受信やWeb会議を行う工事現場のプレハブや仮設事務所でも、快適にインターネットをご利用いただけます。
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ビッグローブ光電話も同時にお申し込み可能
法人向けビッグローブ光にご契約いただくと、ビッグローブ光電話も同時にお申し込みいただけます。加入電話を引く際にかかる施設設置負担金36,000円(税別)が不要で、お得に電話やFAXを利用可能です。
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法人専用のサポート窓口がある
法人専用のサポート窓口があるため、初めて光回線を導入する場合でもしっかりサポートいたします。初期設定であれば契約特典として無料の訪問サポートを行なっており、光回線の接続設定をお手伝いいたします。
※光回線、光電話の工事費は別途かかります。
まとめ
工事現場のプレハブや仮設事務所では、本社とのWeb会議やクラウドサービスを通した設計書の情報共有など、インターネットを利用する場面が多いです。
ライブカメラを使用した遠隔臨場や大人数での同時接続のように、大容量のデータ通信を必要とする場合もあるでしょう。そういった場面では通信速度や安定した回線環境である光回線を導入することで作業効率を上げやすいでしょう。
工事現場のプレハブや仮設事務所に光回線を導入する際は、通信速度の速さや安定性だけでなく、光電話を利用できるかどうかも重要なポイントとなります。電話による素早い対応やFAXによる紙媒体のやり取りを行う場合に備えて、光電話サービスを利用できる事業者を選びましょう。
法人向けビッグローブ光は、通信速度が速く、安定している「IPv6」に対応した光回線サービスです。法人専用サポート窓口や光電話もご用意しているので、工事現場のプレハブや仮設事務所にも向いているでしょう。ぜひ法人向けビッグローブ光の導入をご検討ください。