光回線の月額料金はどれくらい?
相場やおすすめの選び方も紹介!
企業活動を継続するためには、インターネットは必要不可欠です。特にインターネット回線のなかでも、通信の高速性・安定性に優れている光回線を多くの企業が導入しています。
料金は契約する事業者ごとに異なるので、回線を利用する際の月額費用の目安と、事前に事業者の選定基準を把握しておきましょう。
本記事では、光回線の月額料金の相場やおすすめの選び方などを解説します。
法人契約におすすめのインターネット回線 ビッグローブ光
おすすめポイント
- おトクな月額料金
- IPv6(IPoE方式)接続対応でスイスイ快適
- 通信事業35年以上の実績
- 法人専用コールセンターがある
光回線の月額料金は?

光回線の月額料金は、回線事業者によって異なります。あらかじめ光回線の月額料金の目安を把握することで、料金の比較が容易になり、自社の希望するサービスを選定しやすくなります。導入を検討している企業の担当者は料金の相場を参考に、自社の用途にマッチするプランを選定することをおすすめします。
月額料金 |
受信時最大通信速度 |
同時接続台数 |
---|---|---|
マンションタイプ |
約1Gbps *2 |
回線の設置環境やルータに依存 |
- 1 光コラボでシェア上位数社の契約期間のないプランにおける月額料金となります。別途、事務手数料や回線工事費などの初期費用、機器のレンタル費用がかかる場合があります。
- 2 受信時最大通信速度は規格上の最大通信速度です。お客さまのご利用機器、宅内配線、回線の混雑状況、利用される場所などにより低下します。集合住宅向けには配線方式により最大100Mbps~となる場合があります。また最大10Gbpsのプランやオプションが提供されていることがあります。
光回線は長期契約が多い
光回線の契約者は乗り換えを行うケースが少なく、長期契約となる場合が多い傾向があります。その理由としては「開通工事が必要」であることや「最低利用期間が設けられている」ことが挙げられます。
まず開通工事についてですが、光回線の利用を開始するには、回線工事が必要になり、工事業者の手配や立ち会いなどの手間がかかります。さらに工事費用を分割支払いにするケースが多く、その支払い期間に応じて長期契約になりやすい傾向があります。突然の引越しといった理由がない限り、契約者は短期間で解約することは少ないでしょう。
最低利用期間については、光回線の事業者によって異なりますが2年・3年などが一般的です。最低利用期間が長いほど、割引額が多くなる可能性があるため、長期契約はユーザにとってもメリットになります。
契約形態は?
光回線のサービスで、シェアの上位は「フレッツ光」「光コラボ」です。
フレッツ光とは、NTT東日本・NTT西日本が提供する光回線のインターネットサービスです。フレッツ光を利用するには、NTT東日本・NTT西日本の光回線とプロバイダを契約する必要があります。契約手続きの手間がかかることはもちろん、月額料金も別々に請求されるため、トータルの料金がわかりづらいというデメリットもあります。一方で光コラボは、NTT東日本・NTT西日本の光回線を借り受けた事業者がサービスを提供しています。フレッツ光とは異なり、光回線の契約とプロバイダ契約をまとめられるのが特徴です。問い合わせ窓口や月額料金の請求が一本化できるのがメリットです。
また、光コラボは事業者が独自サービスを提供しています。そのため、フレッツ光よりも月額料金を抑えられる可能性があり、お得に光回線を利用できます。
契約時の確認すべき点とは?

光回線を法人契約する際の注意事項とその詳細をまとめました。事前に確認せず光回線を契約してしまうと、利用開始後に期待していた通りの回線速度を得られなかったり、光回線を乗り換える手間が発生したりしてしまいます。ぜひ、契約時に確認をしてみてください。
1.提供対象エリアに入っているか
光回線の設置場所が、提供対象エリアに含まれるか確認しましょう。提供対象エリアに入っていない場合、光回線の契約自体ができません。フレッツ光や光コラボは、NTT東日本・NTT西日本が敷設する回線を利用しているため、全国のほとんどのエリアでサービスの利用が可能です。一方でNTT系以外の光回線は、独自に光回線を敷設していることから、提供対象エリアが限定される可能性があります。各社の公式ホームページで、事前に確認しておきましょう。
2.IPv6(IPoE方式)接続を利用できるか
光回線を契約するなら、IPv6(IPoE方式)接続が利用できるかも確認しておきましょう。IPoEは「IP over Ethernet」の略であり、インターネットの新しい通信方式です。IPv6(IPoE方式)接続は混雑しにくく、回線が空いている傾向があります。それはPPPoE方式のように、通信のボトルネックであるネットワーク終端装置がないためです。IPv6(IPoE方式)接続を利用できるか、利用する場合に追加料金は必要なのかを、契約前に確認してみてください。
3.固定IPアドレスの対応可否
企業によっては、固定IPアドレスが必要な場合もあるでしょう。固定IPアドレスとは、常に同じIPアドレスでインターネットに接続できるサービスです。
法人の場合、ホームページを運営していることや、社外から社内サーバへのアクセス制限によるセキュリティ対策を行っていることが想定されます。これらを実現するには、固定IPアドレスの使用が必要になることがあります。必要に応じて光回線と一緒に、固定IPアドレスを利用できるかを確認しておきましょう。
4.セキュリティに対しての対応
企業には重要な情報が保管されているため、セキュリティの対応も確認しましょう。IPoEはインターネットに接続する際に、IDとパスワードの入力が不要な回線認証を採用しています。 そのため、第三者にID・パスワードを知られるリスクがなく、不正アクセスを防止できます。
一方で、PPPoEはIDとパスワードを入力しなければ、インターネットに接続できない仕組みです。万が一、ID・パスワードを第三者に知られてしまうと、不正アクセスされる危険性があります。そのため、IPoE接続に対応しているプロバイダを選定することをおすすめします。
月額料金はどうすれば安くできる?

光回線の月額料金はポイントを把握していれば、安くできる可能性があります。月額料金を抑えられる要素は、以下のとおりです。詳細もまとめていますので、それぞれ参考にしてみてください。
1.セット割を利用する
光回線の事業者によっては、光回線とほかサービスとのセット割が提供されているケースがあります。例えば、光回線とモバイル回線をまとめて契約するプランが挙げられます。モバイル契約1回線あたり数百〜千円程度の月額料金の割り引きが見込まれるため、お得に光回線を利用しやすくなります。
セット割は事業者によって提供されていなかったり、割引額に差があったりするので、利用を検討するなら事前に確認が必要です。
2.特典を利用する
光回線の事業者では申し込み特典を用意しているところがあります。特典を利用すると、光回線の初期費用や月額料金を抑えられる可能性があります。特典の内容は事業者ごとに異なりますが、月額料金の値引きや工事費、申込手数料の値引き、Wi-Fiルータのプレゼントなどがあります。光回線を選ぶ際には、各社のホームページで特典を確認してみてください。
光回線の月額料金を安くしたいなら、特典の活用を検討しましょう。
3.特別値引きがないか問い合わせる
導入する回線数が多い場合は、特別値引きができるか問い合わせをしてみましょう。光回線の事業者によって、回線数に応じた値引きを提供しているケースがあります。例えば、契約回線数やプラン内容に応じてボリュームディスカウントの相談が可能な事業者もあります。複数回線の敷設を検討しているなら、問い合わせてみるとお得に導入することができるかもしれません。ただし、特別値引きは回線数に条件があったり、事業者によって提供していないケースもあるため、事前に確認しましょう。
法人契約時の注意点

光回線の法人契約を検討する際は、提供しているサービスの内容も非常に重要です。契約後に期待していたサービスが受けられないということがないよう、以下の注意点を意識しましょう。
1.ずっと月額料金が一定とは限らない
光回線は事業者によって、月額料金値引きやキャッシュバックなどの特典を提供しています。特典を利用する際は、ずっと月額料金が一定とは限らないことに注意が必要です。基本的に特典の適用には、適用条件が設けられています。例えば12カ月間だけの値引きのように、値引き期間が設定されています。その期間が過ぎると標準料金に戻るため、利用者の負担額が増加します。光回線を契約する際は、特典料金だけを確認するのではなく、特典終了後の標準料金も確認して選んでみてください。
2.工事費も踏まえて計算する必要がある
新規で光回線を契約する場合、開通工事を実施します。工事にかかる料金は高額になりやすいため、月額料金に加えて工事費用も計算する必要があります。また、工事費が実質無料になるケースは特に注意が必要です。分割払いに対して、同額の割り引きが適用されているため、期間の途中で解約すると残額の一括清算が求められます。
開通工事の費用も踏まえて、どのくらいの初期費用がかかるのか把握したうえで、契約を検討しましょう。
3.固定IPアドレスを利用できるか
固定IPアドレスの利用を検討しているなら、サービスを提供しているか確認する必要があります。また、事前に必要なIPアドレスの数を調べておきましょう。固定IPアドレスは、1IPあたりいくらという月額料金の事業者もあれば、8IPまでいくらというように月額料金を設定している事業者もあるからです。
必要なIPアドレスの数に応じて、料金や初期費用がどのくらいかをしっかりと比較し、契約することで無駄なコストを抑えることができます。
4.セキュリティ面での充実度合
企業の情報を保護するなら、セキュリティ面が充実している光回線を契約しましょう。セキュリティ対策が充実している場合、不正アクセスや情報漏えいなどを防止しやすくなります。例えば、プロバイダ歴が長くノウハウが蓄積されている企業を選んだり、企業の信頼度を確認したりしましょう。信頼できる企業が提供する光回線であれば、セキュリティ面の強化も期待できるといえます。
5.サポート体制の範囲
光回線の法人契約をするなら、サポート体制の範囲を確認しましょう。インターネットを利用していると、突然インターネットがつながらない、回線速度が遅くなったなどのトラブルが発生する可能性があります。あらかじめ、どのようなサポートが受けられるのか把握しておくことが重要です。事業者によって異なりますが、電話・チャット対応、24時間対応、法人専用のコールセンターがあるなど、サポート体制が異なります。自社の要望を満たすサポート体制があるか確認してみてください。
6.請求書発行の可否
個人で光回線を契約する際にクレジットカードでの支払いにする場合は、請求書が発行されないケースが多くありますが、法人向けであれば法人名義で請求書を発行してもらえます。
法人名義で請求書の発行が可能なため、経費の計上がしやすいメリットがあります。光回線の契約時に、請求書が発行されるか確認してみましょう。
光回線のおすすめは「ビッグローブ光」
法人向けの光回線を契約するなら、「ビッグローブ光」がおすすめです。ビッグローブ光は、ビッグローブが提供しているインターネット接続サービスです。NTT東日本およびNTT西日本のフレッツ光回線契約とビッグローブのプロバイダ契約をまとめることで、お得な料金でサービスを提供しています。
固定IPアドレスや独自ドメイン、セキュリティソフトなど、豊富なオプションサービスも用意しています。企業の用途に応じて必要なオプションを組み合わせることが可能です。
まとめ
光回線の月額料金は、事業者が提供するプランによって異なります。光回線を契約する際は、自社の要望を満たす料金になっているか確認が必要です。
また、光回線の月額料金は特典の利用や回線数に応じた値引きなどによって、安くできる可能性があります。お得に光回線の利用を開始できるため、導入を検討しているなら公式ホームページを確認したり、問い合わせをしたりしてみましょう。