コラム・活用事例IPv6(IPoE方式)接続とは?
メリットから設定方法までわかりやすく解説

掲載日:2019年12月02日
更新日:2023年05月09日

キーワード コスト削減, 業務効率化
導入サービス・製品 ビッグローブ光

インターネットをより快適にしたい、そう思ったことはありませんか?そんな方にはIPv6(IPoE方式)接続がおすすめです。このページでは、IPv6について詳しく紹介していきます。

IPv6接続(IPoE方式)でスイスイ快適、
法人向けビッグローブ光

IPv6(IPoE方式)接続でスイスイ快適、ビッグローブ光

おすすめポイント

  • IPv6(IPoE方式)接続対応で
    スイスイ快適
  • 法人専用コールセンターがある
  • 固定IPアドレスなど法人向けサービス充実
  • 支払い方法は
    口座振替と請求書払いの2つ

「IPv6」とは?

IPv6とは「Internet Protocol Version 6」の略です。

IP(Internet Protocol)は、ネットワークを相互に接続し、その中にデータを中継・伝送して大きなネットワークを作るための通信規約です。この通信規約の主要なバージョンが「IPv4」であり、次世代のバージョンが「IPv6」です。

インターネットを利用する際に、データをどの送信元からどの宛先に送るか判断するためには、住所のようなものが必要で、この住所に当たるものがIPアドレスです。
インターネットを利用する人や機器が増えるほどIPアドレスも必要になります。

世界中でインターネットの普及が急速に進んでいる現在、多くのIPアドレスが必要になっています。IPv6では、約340澗(340兆の1兆倍の1兆倍)個もの膨大なIPアドレスが割り振れるため、次世代のプロトコルとして注目されています。

「IPv6」とは?

*郵便番号に例えると、桁数を5桁から7桁に増やすイメージ

「IPv4」と「IPv6」の違い

ここでは、先ほど出てきた「IPv4」と「IPv6」の違いを解説します。

IPv4とは1990年後半からインターネットの普及とともに浸透したIPの第4版のことで、現在でも多く使われているIPです。

IPv4が払い出せるIPアドレスは約43億個といわれていますが、すでにIPアドレスの在庫が枯渇しています。新規にIPアドレスが発行できなくなれば、新しい機器をインターネットにつなげないなど支障がでます。そこで登場したのが第6版であるIPv6です。

「IPv4」と「IPv6」の大きな違いは、使用できるIPアドレスの数です。割り振れるIPアドレスの数は以下のとおり。IPv6で割り振れるIPアドレスの数は膨大なため、IPv4で問題とされていたIPアドレスの枯渇の問題が解決されました。

IPv4

IPv6

割り振れる
IPアドレスの数

約43億個      

約340澗個
(340兆の1兆倍の1兆倍)

「IPv6」の接続方式は
PPPoE方式とIPoE方式の2種類

IPv4に比べてIPv6のほうが通信速度は速くなり、インターネットを快適に利用できるようになると思われている方も多いのではないでしょうか?IPv6ならどんな方式でも通信速度が快適になるわけではなく、大切なのは「IPoE方式」であるということ。IPv4ではPPPoE方式しか使えませんが、IPv6はPPPoE方式に加えIPoE方式が使えます。

PPPoE方式

IPoE方式

対応IP

IPv4、IPv6

IPv6

利用者

非常に多い

少ない

説明

PPP over Ethernetの略で電話回線を前提としたルール、Point-to-Point ProtocolをEthernetへ応用しインターネットに接続する方法。電話回線を前提としているため、利用者側でルータや専用の通信機器を設置したうえで、インターネットに接続する必要があります。
通信のボトルネックになるネットワーク終端装置を経由するから混雑

IP over Ethernetの略で企業内のLANと同じ通信規格であるEthernetで直接インターネットに接続する方法。帯域幅の広い通信網や通信設備を経由してインターネット接続するため、帯域幅の狭いPPPoE接続に比べインターネット回線の混雑を回避できます。
通信のボトルネックになるネットワーク終端装置を経由しないから快適

PPPoE方式は、通信のボトルネックになるネットワーク終端装置を経由する必要がありますが、IPoE方式はネットワーク終端装置を経由する必要がなくインターネットが利用できます。

つまりIPv6(IPoE方式)接続は、
・IPv4に比べ利用者がまだ少ないため回線が混雑しないこと
・通信のボトルネックになるネットワーク終端装置を通らないこと

という2点によって快適なインターネットを実現しています。

「IPv6」の接続方式はPPPoE方式とIPoE方式の2種類

IPv6にデメリットはある?

IPv6のデメリットは、IPv4との互換性がないため、IPv4のみに対応しているWebページにアクセスできないことです。ただ、トンネル技術や変換技術、組み合わせによる運用などの対策を用いることでIPv6環境でもIPv4通信が可能になります。

なかでも、多くのプロバイダが採用しているのは「IPv4 over IPv6」という変換技術です。IPv4 over IPv6に対応したプロバイダを利用すればIPv6のネットワーク環境でありながらもIPv4通信に接続できるため、IPv6には実質大きなデメリットはないといえるでしょう。

次に、IPv4 over IPv6について詳しく見ていきましょう。

注目されている「IPv4 over IPv6」とは?

IPv4 over IPv6とは、IPv6環境で通信を行いながら、IPv4アドレスでの通信も可能にする技術です。IPv6に対応しているインターネットサービスやアプリケーションは増えてきてはいるものの、まだまだIPv4にのみ対応したコンテンツは多いため、IPv4 over IPv6が重宝されています。

IPv4 over IPv6の通信技術には「MAP-E」「4rd/SAM」「DS-Lite」の3つがあります。契約するプロバイダがどの通信技術を採用しているか確認し、その通信技術に対応したルータを用意することでIPv4 over IPv6が利用可能となります。

IPv4 over IPv6の2つのメリット

①回線が混雑しにくい
IPv6の通信はもちろん、IPv4の通信でもIPoE方式でインターネットに接続することができるようになります。

②接続設定が簡単
ルータがIPv4 over IPv6の回線自動判別機能に対応していれば、LANケーブルをつなぐだけで回線状況を自動判定し、IPv4 over IPv6の設定が、自動的におこなわれます。

IPv6対応の光回線/プロバイダを選ぶ際の注意点

IPv6対応の光回線/プロバイダを選ぶ際の注意点

本記事ではIPv6をおすすめしていますが、導入するにあたり気にしなければならないこともあります。ここでは5つの注意点をご紹介します。

IPv6の接続方式がIPoE方式かPPPoE方式か

せっかくIPv6接続にしても従来のPPPoE方式では通信速度は改善されません。重要なことはIPoE方式のIPv6接続に対応したサービスを提供しているプロバイダを選択することです。

IPv4 over IPv6に対応しているか

IPv6非対応のインターネットサービスやアプリケーションが存在するため、IPv4 over IPv6に対応したプロバイダを選びましょう。

IPv6オプションの申し込みが必要な場合と不要な場合がある

IPv6接続は、プロバイダによって申し込みが必要な場合と不要な場合があります。契約するプロバイダが、別途IPv6オプションを申し込む必要があるのかを確認し、必要に応じてIPv6オプションの申し込みを行いましょう。

IPv6に対応しているルータが必要

IPv6に対応したルータでなければIPv6接続はできません。お手持ちのルータや、これから購入するルータが、IPv6対応ルータかをチェックしてください。

  • IPv4 over IPv6の通信技術によっては一部、ルータが不要な場合があります。

IPv6に対応していないサービスがある

IPv6に対応していないサービスの例として、固定IPやDNS、VPNサービス、特定ポートを使用するサービス、複数のユーザでIPアドレスを共有すると利用できないサービス、外部へのサービス公開などが挙げられます。

IPv6の設定方法は?

IPv6対応のサービスを契約したあとの接続設定は簡単です。Windows 10での接続設定の手順は以下の通りです。

1. 「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」を開く

2. 「アダプターの設定の変更」をクリックする

3. 接続可能なインターネット回線が表示されるので、利用しているネットワーク名を右クリックし、「プロパティ」を選択する

4.「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」の項目にチェックを入れ、「OK」をクリックする

IPv6で接続されているかを確認する方法は?

IPv6で接続できているかを確認する方法は、以下の2通りの方法が挙げられます。
①IPv6の接続確認サイトを利用する
②端末の設定から確認する

端末の設定から確認する方法の場合について、IPv6に接続されているかどうか確認する手順を端末別(Windows、Mac)に解説します。なお、Windowsに関しては10と11で、Wi-Fi接続の場合と 有線接続の場合のどちらのパターンも紹介します。

Windows10/11でWi-Fi接続の場合
1.画面右下にあるインターネット接続の中のWi-Fi接続のアイコンをクリック
2.接続済みになっているWi-Fiの「プロパティ」をクリック
3.表示された画面をスクロールして「IPv6 アドレス」の欄にアドレスが記載されていればIPv6で接続済み

Windows10/11で有線接続の場合
1.画面左下にあるWindowsマークを右クリックのうえ、「設定」をクリック
2.「ネットワークとインターネット」、「ネットワークの詳細設定」、「ハードウェアと接続のプロパティ」の順でクリック
3.表示された画面に「IPv6 アドレス」の欄にアドレスが記載されていればIPv6で接続済み

Macの場合
1.画面左上のアップルマークからシステム設定、ネットワークをクリック
2.接続されているWi-Fiの「詳細」ボタンをクリック
3.TCP/IPのタブをクリック、スクロールして、IPv6 アドレスが表示されていればIPv6で接続済み

IPv6(IPoE方式)を使用するなら、
「ビッグローブ光」がおすすめ

ビッグローブ光は光回線とプロバイダがセットになった光コラボレーションモデルです。

IPv6(IPoE方式)接続に対応
ビッグローブ光はIPv6(IPoE方式)接続に対応しているため、混雑を避けた回線で快適なインターネット接続をご利用いただけます。お客さま自身でIPv6を利用するためのオプション追加は不要です。
また、IPv4 over IPv6(MAP-E)に対応しているためIPv6非対応のコンテンツの利用にも対応できます。

光コラボだから、窓口一本化
ビッグローブ光は光コラボレーションの1つで、光回線とプロバイダの契約を1つにまとめることができます。請求・問い合わせが1本化できるので、月々の支払い処理の手間が少なくなり、NTTに問い合わせればいいのかプロバイダに問い合わせればいいのか悩む必要もなくなります。

月額料金がおトク
フレッツ光を利用するより月額料金が安くなる場合があります。フレッツ光の月額料金と、ビッグローブ光の月額料金、どちらが安いか比較してみてください。

導入事例

株式会社要建設
株式会社要建設は、地域の活性化を目指す民泊事業にビッグローブ光を導入。光回線の導入によってICTの力で無人化運用に成功しました。

株式会社要建設

利用用途
フリーWi-Fi,自動チェックインシステム、防犯カメラの監視活用
導入のポイント
通信の安定性やサポート、サービス継続性、初期対応の速さや丁寧さ

ビッグローブ 法人編集部

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